2008年09月29日

勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan

photo
勝間和代の日本を変えよう Lifehacking Japan
勝間 和代
毎日新聞社 2008-09-27

by G-Tools , 2008/09/29



ウェブ上で何やら話題になっていたので、気になる章を読んでみた。

僕がこれまでに読んだ勝間本とはかなりテイストが違い、
タイトルを借りれば、今までの本は自分をライフハックする方法だったが、この本は日本をライフハックする方法が提言されている。
いや、日本という社会を含んだ形で自分自身もライフハックするといった方が読んだ感じとしては近いかもしれない。

以下の二つの章を読んだ。

第4章 雨宮処凛さんと、脱・ワーキングプア対談

違う世界の話
ノルマで命が奪われる
絶対だれかがキレ始める
中高年の割を食っている
10年後の爆発
現実に向き合えるか
勝てない若者
非正規の均等待遇
国力が単純に下がっている
貧困という絶望
まずは知らしめること


第5章 NYで考えたポスト資本主義

インセンティブ体系の不全
NYの最新風景
グローバリゼーションの行き詰まり
資本家の細分化
社会起業家の挑戦
途上国支援の試行錯誤
私自身の試み


四章では中学から慶応で身の回りにワーキングプアなど皆無の勝間さんと労働問題に取り組みワーキングプアの人をたくさん見てきた雨宮さんの視点の違いによって生まれる発言の座標が異なるのがとても興味深かった。
(この二人の対談からを読むと、社会の構造が垣間見えて面白いよ。)
五章では社会のあり方についてもうちょっと踏み込んだ内容が書かれている。
問題提起がしっかりとなされていながらも、読んだらやる気の出てくる章。
(ヨーロッパ型社会、アメリカ型社会、NPO、NGOなどのキーワードを拾って読むだけでもなかなか面白いのではないだろうか。)


危機感のない若者も漠然とした不安を抱えている若者も、
自分自身が本当に考えないといけない問題群に対して、
なぜこんなにも無自覚でいられたのかが不思議でならないと思うようになるだろう。

今何が起こっていて、何を指標に考えたら自分にも、社会のためにも良いかを実感するにはいい本だと思う。

ベストセラーを連発させている勝間和代さんのような人がこうやって問題提起していくことは日本にとってとてもよいことだと思う。

こんなサイトもあった。↓
「勝間和代の日本を変えようLifehacking Japan」 - 毎日jp(毎日新聞)

タグ:書評
posted by sn at 01:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 書評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/107293227
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。